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2007年09月13日

■ホッパーが走った「HERO'Sアダルト第8戦モトクロスビレッジ」

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先週末の日曜日、HERO'Sアダルト第8戦に参戦してきました(公式レポートもアップされてますね)。ホントは名阪も行きたかったんだけど、「トップからボトムまでまんべんなく」がモットーですけん。台風の影響で水没していたオフビレとは対照的に、モトビレは完全ドライ! 天気も良く、ランチタイムには散水する程の暑さとなりました。というよりも俺なんかは正直熱中症寸前だったかも。オフィシャルから「水ばっか飲んでると塩分が足らなくなるからコレを舐めなさい」と岩塩モロタ(普通の精製塩とかじゃダメらすい)。次回からは持参します。さて、肝心のレースの方はどうだったかというと、これがまた課題を残しまくる結果となったのでした……。

rd81.jpg▲大人仕様になったCRF150RIIのホントの意味でのデビュー戦。


■ひとりでできるもん

前回の第5戦以来だから実に2カ月以上ぶりのレース参戦。マシンは前後スプリング&ポジション&デカール変更で準備万端です。さらに(FRMのコラムに書きましたが)トランポも新調してクーラーボックスも入手、もうこれ以上ないってくらい用意だけは整ってます。しかし、なんと今回HERO'Sに参加するのは俺だけ! ミカミさん&菓子男のFRMチームも、アオチさん&カトーさんのチームDIRTCOOLもみーんな忙しいので俺ひとりなのです。ぽっつーん! ひとりぼっちでレース参戦、こんなに心細いことってあるでしょうか。

ちょっと前の俺なら、ひとりでモトクロスのレースに出るなんて絶対出来ないどころか想像すらしなかったと思います。だって怖いもんね。やはり、(草レースとはいえ)モトクロスって言葉が作り出すイメージの壁が必要以上に高かったんだと思う。さすがにモトビレばっかり3回目ってこともあって慣れたんでしょうかね。これがMX408にひとりで行って来い、って話になってたら家でモンハンやっていたことでしょう。

rd83.jpg▲先週の豪雨が嘘のようなドライコンディション! ホコリもそこそこ立ちました。


■大盛況のHERO'S

当日朝、ちょい遅めに到着するとモトビレパドックはすでに車がいっぱい。停められたのは一番奥のはじっこでした。オフィシャルに聞いてみると、なんでも当日エントリーが30台以上いたとか。やっぱみんなオフビレ水没してるもんだからこっちに流れてきてるのだろうか。ライダーブリーフィング後、さっそく始まったLitesクラスの練習走行もありえない光景に! ビギナー・ノービス・ミドル・エキスパートの混走とはいえ、エンデューロみたいな台数がコース上を走っていてちょっと異様な感じになってました。

ミニモトクラスの練習走行が始まるってんでスターティングゲート付近に行ってみるとこちらも台数が多い……。このあたりから、また嫌な緊張とアウェイ感が胃袋のあたりをじわじわと侵食し始める。しかし、いざ走り出してしまえば楽しくなってそんな気分もどっかに飛んでいってまった。コースのコンディションもいいし、バイクの調子も(たぶん)いい。なんか、ようやくモトクロッサーに乗って「恐ろしい」って感じることが少なくなってきたように思う。狭くてゴツゴツした入り口を抜け出して、中の広い世界に入れたような気持ち。

ダメなところは相変わらずダメだけど、ヒヤッとすることも大きな問題もなく練習走行を終えてホッと一息。そこへ、日本ひねりたい教会のヤマさんがやってきてテントとイスを貸してくれました! 死ぬほど暑かったので超感謝。日陰に入って急に気が楽になったせいか、パドックのご近所さんと世間話する余裕も生まれましたヨ。これは次回までにテントとイスも買わないとだな……。

07HAR80268.jpg▲練習走行中。エキスパートと混走なので自分の遅さに改めて気づく。


■予選ヒート、19台フルグリッド!

ミニモトノービスクラスの予選が始まるっていうんでスタートへ。ひぇぇ19台もいるよ……と軽く引きつつクジを引くと「19」の文字が。凶兆キタ! 当然のようにアウト側の一番はじっこしかグリッドがあいてませんよ。正面を見れば……土手じゃん。もはやコースですらないw。これはスタート出れないと悲惨なことになるのが目に見えていたので、気合いのヘッドタッチスタート! もう9月も半ばですが今年に入ってから最も素早い動きだったと思います。で、なんとか6位ぐらいで1コーナーへ。その後は抜かれたり抜いたりしつつ、結局6位でチェッカー(ラップチャート)。この時点で体力の限界を感じて引退表明しそうになりました。しかもギリギリ6位まではミドルクラスに強制昇格という情報が! どんだけいじめたら気がすむのか>主催者。

rd88.jpg▲5秒前ボードを出すのはヤマさんの役目。


■決勝ヒート1、スタート失敗…

ミニモトミドルの決勝ヒートは13台。スターティングゲートを使ってのスタートです。クジは6番だったのになぜかアウト側に位置を決めるヘタレな俺。緊張しつつゲートインしていると、色んな人がやってきて冷やかしてアドバイスをくださいます。ふむふむ、なるほど~! と開眼したはずが、5秒前ボードが出たのと同時にじぇんぶフォースディメンジョンの世界に飛んでいっちゃいました。気がつけば完全にデオクレティアヌスですよ。しかも、なんか中途半端なところに突っ込んでいったもんだからインに入り損ねてアウト側のラインへ。10番手くらいで周回始めてずーっとそのまま……。後ろいなかったんでアウトのラインとか使ってみるものの前には出れず。結局、いいところないままに9位(誰か転んだんだと思う)で終了~(ラップチャート)。がくり。

07HAR80693.jpg▲ひとりだけアウト側。なんでそんなとこ走ってんのか。
rd87.jpg▲ミニモトエキスパートクラスを見ていろいろ研究してみる。
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rd85.jpg▲Litesのミドル・エキスパート混走クラス。賞典外の伊田井佐夫さんが若手ライダーに自由自在なラインどりを見せてくれる。


■ランチタイムにぼやぼや考えたこと

あんまりにも情けないのでランチタイムにご近所さんの意見を聞きまくって対策を考える。やはり皆さん経験豊富なだけに有益な情報がポンポン出てきますよ。その情報を元に俺なりに決めたスタート時のポイントがこれです。

ポイント1 「クジが良かったらビビらずに一番良さそうなゲートをとる」

混雑するイン側を避けてアウト側から……という消極的な考えをいったん捨て、一番直線的に1コーナーイン側へ飛び込めるゲートを選ぶ。内側すぎると危ないからちょうど良さそうなところで! これはイン側に他のバイクが見えると、それだけでつられて戻す現象が起こることへの対策でもあり。

ポイント2 「なにがなんでもすぐ隣の人よりは前に出ること」

なにがなんでもすぐ隣の人よりは前に出る! というのも、1mもないような距離にある隣マシンのハンドルバーが自分の視界に入ってきちゃうともうダメなのです。精神的に負ける。どうしたらいいのか分からないけど、とにかく隣の人にだけは負けちゃダメ。

ポイント3 「みんなが減速してもつられてアクセルを戻さない」

本当のギリギリで攻防をしているプロならともかく、草レースレベルならみんなマージンをとって減速しているらすい。さらに、視界内のバイクが減速すると、つられて周りの速度にあわせちゃう傾向があるそうなので、突っ込まない程度にマイペースで開け続ける。

他にも「足はステップよりも前でぶらぶらさせる」とか色々あったんだけど、いくつも覚えられそうにないので、まずはこの3つだけは忘れないようにしようと決意したのでした。

rd82.jpg▲ランチタイムはみんなマターリ。気持ちいい風も吹いてきてちょっと寝てしまったり。


■決勝ヒート2、スタートはまずまずだったが…

3つのポイントを思い出しつつスタートへ。ちょっと時間が早かったので、フープス付近でミニモトノービスのレースを観戦。トップをゆくCRM250を応援してたら興奮しすぎて時間を忘れる。ハッと思った時にはクジ引き最後になってましたよ……(またしても待たせた方すいません)。番号は確か10番付近で結局いい位置は取れなかった。でもまぁよし。次は隣の人より前に出ることだ。スタートすると近くにハンドルバーがない! おげ! で、次はなんだっけ、なんだっけーーー!! という間に1コーナーへ。案の定、先頭集団につられてアクセルを戻し、ブレーキをかけ始めたところで「ッッ!!」と思い出したましたよ。そこで俺が何をしたか。




「二度開け」w。




いいのか。いいのんか。ヘボすぐるんじゃないのか。良く分からないけどそのおかげ?(←実際は良く覚えてない)でホンのちょっとだけ前に出たような気も。1コーナー4番手! しかし、前を行く3台の一糸乱れぬジェットストリーム走行に着いていくので必死状態。しかも、常に後ろからはなんかバーボバーボパインパイン聞こえてるし……。これが団子状態ってヤツなんでしょうか。後ろを意識しちゃうとアウトを試す気も起こらず、我慢するようにひたすら周回……。ジャンプも思いっきりいけない俺なので、差をつめるどころかコーナー入り口でようやく追いつくような状態。ジャンプしなくちゃチューパスできないですよ!

でも、なんかこのままでも4位だからいいかな~、とホワホワ考えてたらフープスで一気に2台に抜かれた。2台て! やっぱフープスではテクニックの違いが出る模様。それまではモトビレ特有の抜きにくさに助けられていたに過ぎなかったのね……。で、その直後にL1確認してそのまま6位でチェッカ~(ラップチャート)。またしてもがっくり……。

IMG_7232_s.jpg▲せっかくの4位も守れず6位でチェッカー……。フープスの練習が必要。

■山積みの課題、だからこそ出るヤル気

結局、ミニモトミドルクラスは60歳の田中さんがピンピンで総合優勝! という痛快な結果となったのでした。2位は45歳の石橋さん。で、3位は18歳女子の古角さん。……なにこの幸せ二世帯家族感溢れるリザルトは。おじいちゃん・パパ・娘かと。なんとか18歳女子の前に割り込んで石橋さんを「お父さん」と呼んでいきたいと思った。

で、ラップチャートを見ると、トップ2人はヒート1、ヒート2ともスタートからフィニッシュまでこのオーダーのまま走り抜いてるのよね。やっぱスタートなんだ、と思った。そして、コースの狭さがなくなってテクニックの差が現れるフープスの練習をしなければならない。そんなに上手くならなくても、普通に走れるレベルであれば抜けることもないけど抜かれることも少ないハズだ。

あと、フィニッシュ後の直線でしっかり全開にする練習もしなきゃ。あー、あとなんか立ち上がりでレブっちゃうことが多いので、なるべく早くシフトアップするクセも身に付けたい。いろいろやることがあるなぁ……。でも、こうやってやるべきことが見えてくると急に楽しくなってくる。今までは何をどうしたらいいのかとか考える余裕もなかったもんね。俄然練習に行く気が出てきましたよ。

rd811.jpg▲スタート練習ばっかり1日やればいつの間にかうまくなってたりしないだろうか。


■戻ってみるとパドックに不審な影が…

1日4回の走行を終え、満足してパドックに戻るとそこにはなにやら不審な影が……。つか、なんか俺のバモスホビオにゴジュウを載せようとしてるし! コラコラコラ、誰なんだオマエは!! その正体は……。

IMG_7593_s.jpg▲つかその頭はバレバレだろw。






























ibaomain.jpg▲頭でか! そして終始無言。しかし子供には常に大人気。


ついにこの時がきた……。ホッパーmeetsイバオ(MX408に生息する妖精さんです)。いや、俺は一方的に遠くから見てたことはあったんだけど、こんなに近くで絡んだのは初めてですよ。この顔のデカさで全クラスエントリーしたりするってんだから、イバオ(とナギオ)は凄いと思うわ……。子供にも大人気だし。この後も、HERO'S大人味恒例の急造チーム対抗リレー(俺はヘバってまたしてもキャンセル)でしっかりはじけて場を盛り上げてました。ちゃんとキャラを守ってボディアクションのみで口を利かない徹底ぶりとか、体張ってモトクロス界を盛り上げてる姿勢にマジで深い感銘を受けました。愛がなきゃできない。

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IMG_7603_s.jpg▲思いっきりイバオステッカー貼られたw。


最後になりますが、Mackyさんやプレシャスファクトリーさん、SusieDigitsさんや泥単連のKashyさん(写真ありがとうございました!)やバンザイダートのクスさん、超お久しぶりのサクマさん、ペイントマジックヤマさん、#66山下さんやクニちゃん&小池さんの若者コンビ……他にもいろんな方とお話する機会に恵まれたおかげで一日中寂しい思いをすることがありませんでした。ありがとうございました。またコースでお会いしたらぜひ声かけてやってください。

07HAR80984.jpg▲結果は総合8位でした。次は見てろよ!