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2007年10月09日

■ホッパーが行った「MX408」

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先週の平日、しどきの余韻も覚めやらぬ俺の元にセヌーさんから「有志十数人でMX408を貸し切りにするから来ませんか」というお誘いメールがッ! 初しどき→初MX408のコースデビューコンボですよ。さすがに5週末連続でオフロードバイク乗ってるんで肉体的にも疲れてるはずなんですが、「貸し切り」って言葉に一発でヤられて行くこと決定~。だって、貸し切りならフリー走行に来てる速くてバリバリのライダーや、倍速再生みたいに見えるキッズとかを気にすることなく思う存分走れるワケですよ! うっとり。そのためなら平日だって休んじゃう俺なのです。



■速い人たちと貸し切りでした……

今回利用したのはMX408の平日貸切プラン。オフ系ではおなじみのバイク用品店ROUGH & ROAD関係のみなさんの集まりに乗っからせていただきました。20台以上集まったので走行料金はひとり2000円。やしー! いつもサイト見させていただいているプロテックスポーツの石井さんにも初めてお会いできました。とにかく速いうえに超骨太(比喩でなく本当に骨が太そう)な感じがカッコいかったです。というかですね、今回は参加していたみなさん速かったです……。俺の「遅いモン同士によるほのぼの貸し切りプラン in MX408」の夢、あっけなく破れる。それについては今度、Dirnupo Racing(仮称)名義で実現させていきたいと思った。

aFH000018.jpg▲プロテックスポーツの石井シャチョーと愛犬のたろうマロン君(違ってました!)。

■ジャンプだらけの地

さーて、いよいよ走ってみますか! 頻繁に150乗ってるおかげで、「うわー、コースっていうかバイク自体久々だよ……」みたいな無駄な緊張感もなくしなやかにコースイン。まずはサイティングラップをば、と様子を見ながら走り始めたわけですが……。正直、ゆっくりと2周くらい回ってパドックに戻ってきただけで俺の目の前は真っ暗になっていました。事前に聞いていた噂通り、ジャンプ満載。それもちゃんと飛べた飛べないがハッキリする感じのヤツばかり。こんな難しいコース走れないよ……というのが第一印象でした。もちろん全舐めです。さらにMX408名物?の6連ジャンプにいたっては舐めてるだけだってのに転びそうになる始末。ここのところ続けていた練習によるわずかな自信とか手応えが、指の隙間からサラサラと落ちていきます。おまけに、ストレートで後ろから迫ってきたバンザイダートのノリピーさんに先行してもらおうとラインを外したら、そこがちょうど水溜りポイントで跳ねをかぶってしまいひとり全身泥人形に。完全に心が折れてしまいました……。

aFH000006.jpg▲午前中はちゅるちゅるしていてさらに難しい状況。午後はええ具合でした。
aFH000008.jpg▲これが噂の6連ジャンプ。谷間で俺はコケそうになる。
aFH000026.jpg▲思いっきり泥をひっかぶってドロドロなマイイチゴーマル。

■切り替える気持ち

すっかり走る気力が萎えてしまった俺は、とりあえずコースサイドやパドックで色々な人の話を聞いてみることにした。「そこまで走ってきたスピードで普通に行けば飛べますよ」とか「コブとコブの間がつながってると思えば飛べますよ」とか人からアドバイスを受けたり、実際にコースを走ってる人の動き、そしてなによりも実際のジャンプの形状を横から見たりしているうちに「なんか思ったよりもおっかない形してないんだな……もしかしてイケるんじゃないか……?」という気持ちが沸いてくる。これは勘違いだろうか? いや、「モトクロスのススメ」第6回の【ジャンプについて】にはこう書かれている。

大きなジャンプの練習なんて後回しで充分です!! 極論するなら練習しなくてもイイくらいです。なぜなら、多くのライダーが跳んでいるようなジャンプは、他の練習をしているうちに勝手に跳べるようになるからです。本当です。練習を重ねていると、ジャンプに向かう速度が上がっていき、自然と

『何となくイケるような気分』

になります。そうなってしまえば、イッてみましょう。あら不思議! 簡単にイケてしまうのです。恐い、と思うようならイクべきではありません。

なってるなってる! 「何となくイケるような気分」に! しかも、この気分は今を逃すとまたしばらくやってこないような気がする……。というワケですぐさまコースイン。普通に走ってるスピードでそのまま自然にジャンプへ入ってみると……イケた……イケたよ! テーブルトップもちっこい2連みたいなのも飛べました(例の6連はやっぱり全舐めだけど)。何度か距離が足りなくてフロントをカツーンと底付きさせたりもしたけれど私は元気です。やはりモトクロスのススメに書かれていることは正しかった。これまでは、他人のライディングを見てはただただおののき、モトクロスはどこかで無理や無茶や無謀な事をしなければ上達しないスポーツだと思っていた。けど、そんなことはなかったのだ。自分のレベルで地道に練習を重ねていれば、いつか「何となくイケるような気分」がする時が必ず訪れる。この事が分かっただけで俺はMX408へ行った価値があったと思う。しかも、さっきまではあんなに怖かったコースが(6連さえなければ)楽しくてしょうがない。ジャンプさいこう! とさえ思えた。色々無理してきたけど(お金とかお金とかお金とか)、モトクロス始めてみて本当に良かった……と感じた瞬間でした。

aFH000020.jpg▲もうジャンプだって怖くないぞ! バイーン!(※写真と本人はまったく関係ありません)

■……6連か……(←まだ早い)

その後も2番平木さんやセヌーさんのあとにくっついてラインを教わったり(ホントに指さしてココ通れ! って教えてくれるw)、参考にしたりしてたっぷり走った。もうおなかいっぱい、ってくらいに。後半、バンザイのノリピーさんが6連をどっかでショートして足首怪我しちゃったんですが、ここだけの話、あれは俺の呪いです。ケニヤ東部カングンド地方に住むカンバ族に伝わる強力なヤツ。見た目以上に俺は陰湿な性格なのです。だからみんな、俺を抜く時は気をつけた方がいいぜ、グフフ……。

そうこうしているうちに日が暮れて。

帰りの車でも頭の中でコースを走ってる自分を想像したりしてました。6連を舐める時は3つ目と5つ目のコブがとんがってるから気をつけなければ……とかとか。でもそこで気が付いた。あ、それは2個2個2個で行くためにそういう形状になってるんだ、と(←遅い)。で、すかさずデジカメで撮った6連の写真(上の方のヤツね)を見てみると、2つ目と4つ目と6つ目は頭で思い込んでいたよりは形がなだらかだった。ふーん。バイクに乗って見るとあんなにとんがった印象なのにね……。すると、急に「何となくイケるような気分」がよみがえってくる。やばい。あれ、全部飛べたら恐ろしく気持ちいいんだろうな……。でも、いきなりレースで試すのは怖すぎるから、月末のHERO'Sではしっかり舐めていこうっと。無理をしないでいいと分かったからには、慌てずに楽しんでいこうと思いまうす。

aFH000004.jpg▲セヌーさんのRM-Z250。俺はホンダとヤマハ以外が色的に好きなんだと分かった。
aFH000017.jpg▲TTPLのシャツ着てる人発見! ME08オーナーだったそうです。正しい。
aFH000005.jpg▲08モデルのCRF250R持ってきてる人発見! ハンドル切らせてもらったが何にも分からんかった。